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2007年7月 8日 (日)

刑事ものではなく警察もの

読むものが手持ちになかったので、母親が持っていた小説を読んだんですが、すごく良かったです。

第三の時効 第三の時効

著者:横山 秀夫
販売元:集英社
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作者は知っていました。『陰の季節』、『顔』はドラマ化されたし、『半落ち』は映画化されたし。ドラマは見たことがあったけれど、原作を読むのは初めてです。

F県警の捜査第一課の刑事たちが事件を追う、短編小説集です。

短編なのに、どれもストーリーは濃厚です。特に、表題作の『第三の時効』は、ストーリーが二転三転とし、綺麗な軌跡を描きます。

警察ものの小説を読んだことがないので、他と比較しようがないのですが、TVでよく見る反目しながらも最後は協力して事件を解決するとか、もともと団結力のある刑事課の刑事たちが事件を解決するわけではありません。

各班はライバル同士で、自分たちの班が早く事件を解決するんだ、と躍起になるし、個々の刑事たちも、昇進のために自分と同じ刑事を欺くような、どろどろした思いを抱えています。犯人を心理的に追い詰める刑事たちの個性が生き生きとしていて、特に、各班長三人が存在感が大きいです。特徴といえば、こういうところだと思います。

今のところ、これ以外、F県警の小説がないようで、つまらないです。

調べたら、ドラマ化もしていのですが、一度も見ていなかった。再放送でやらないかな。


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